キャノピーとは、USJのゲートを入ってすぐにある大きな屋根のことを意味します。
ご存知のようにUSJのテーマは映画です。
どこかの映画で見たワンシーンが突然目の前に飛び込んできたり、ストーリーの続編に出会えたりと、
日常では味わえない興奮がテーマパークのUSJには用意されています。
USJの中でも特に、ハリウッド・エリアとニューヨーク・エリアには映画の製作現場さながらの雰囲気が漂っています。
ハリウッド・エリアにあるキャノピー。
単なる雨よけの大屋根かと思いきや、映画制作には欠かせない小道具だったりするのです。
キャノピーは英語で、canopy と綴ります。
天蓋(てんがい)、あるいは天蓋のように覆うものを意味する単語です。
キャノピーは実際の映画制作の現場において、雨の日や日差しが強すぎて撮影しづらい時に活躍します。
また、昼間に夜のシーンを撮影する際に重宝されています。
大屋根全体を黒っぽい布で覆い、真昼間に夜空を演出してしまいます。
キャノピーには、なんともお見事な仕掛けがあるんですね。
映画制作のことに思いを馳せながら楽しむのも、USJの大切な裏ワザの一つですよね。