昔のアメリカの街並みが再現されたUSJの風景。
ニューヨーク・エリアにある理髪店のサインポールはよく知られるところですよね。
理髪店のサインポール。
赤、青、白の帯がぐるぐる回るサインポール。なぜサインポールに赤青白の3色が使われているのかというと、理髪店で働く理容師の歴史に秘密があります。
理容師の仕事というのは、元々お医者さんのお手伝いをすることに端を発しています。
TATTOO MARKS REMOVED と書かれていますね。
本国アメリカでは、刺青を除去するサービスもあったのでしょうか。
理容師は医師の手伝いの名の下、手術や歯の治療の助手を務めていたのです。その名残から、動脈を表す赤、静脈を表す青、包帯を表す白がサインポールに使われています。
同じくニューヨーク・エリア内にあるスパイダーマンの撮影スポット。
クルーが逆さ吊りのスパイダーマンと一緒に写真を撮ってくれます。
グラマシーパーク近くのショップでは、ペット用品も売り出されていました。
昔は医者と理容師の職業の区別が無かったんですね。
それぞれの職種としてはっきり分かれるのは、ルイ14世の時代以降だと言われています。日本の街角でもよく見かけるサインポールは、血と包帯を意味していたんですね。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンには、アメリカの匂いがあちこちに感じられます。本土を旅行しているような疑似体験ができるのも、USJならではの醍醐味ではないでしょうか。