6月末に訪れた大阪の観光名所「グランフロント大阪」。
グランフロント大阪の空中庭園を散策していると、綺麗なクチナシの花が開花していました。
グランフロント大阪の空中庭園に咲く山梔子(くちなし)。
八重咲きのくちなしですね。
八重咲き種は一重咲きのクチナシのように実は成らないと言いますが、一重咲きには無い華やかさが感じられます。京都の八坂神社の鬼門を出た所にも、芳しいクチナシが咲いていましたが、梅雨の時期のくちなしには得も言われぬ情趣が感じられていいものです。
JRの梅田貨物駅跡地に開発されたグランフロント大阪。
大阪観光の新たな目玉として注目されています。
うめきたSHIPとグランフロント大阪。
停泊する船をイメージして造られた「うめきたSHIP」の向こう側にグランフロント大阪を望みます。カメラレンズの一番手前にはグランフロント大阪のロゴマークを写します。
JR大阪駅の改札口から近いアトリウム広場は待ち合わせ場所としても知られていますが、そのアトリウム広場から直結する形で、うめきた広場とグランフロント大阪が続いています。うめきた広場の中でも一際目を引くのが、そのフォルムで被写体としての魅力を解き放つうめきたSHIPではないでしょうか。
この場所の近くには、レンタサイクルUMEGLEの貸出場所がありました。
実に甘い香りがします。
くちなしの花言葉は「私は幸せ」。花言葉そのままに、今を時めくグランフロント大阪を彩ります。
グランフロント大阪の吹き抜け空間。
下を見降ろすと、少したじろいでしまうぐらいの高さです。
ヒーリング効果を狙った香りのする冷房設備、映像の間違い探し、3Dメガネを装着せずに楽しめる立体映像等々、様々な体験ゾーンが用意されています。暇つぶしにぶらぶら回ってみるのもオススメです。
空中庭園では様々な年代の方々が、思い思いの時を過ごしておられました。
植栽されている草木には案内板が立てられていて、ちょっとした植物観察を楽しむことができます。平面的な植物図鑑では得られない様々な情報に触れることができます。USJ旅行で大阪に来られるファミリー層も多いことでしょう。ここグランフロント大阪には子供連れの観光客にも是非おすすめしたい体験空間があちこちに広がっています。
梅田スカイビルやウェスティンホテル大阪も見えます。
大阪梅田エリアの名だたる高層ビル群を望みながら、心落ち着く自然の緑に囲まれる贅沢。上空を飛行機が飛び交い、神戸三宮方面との間を行き交うJRの列車が走ります。まるで都会のミニチュア模型を見ているような錯覚に陥ります。
くちなしの原産地は日本、中国、台湾とも言われます。
中国や台湾からの観光客誘致が話題に上る昨今、東アジア原産のくちなしが友好の架け橋になってくれればいいですね。電気街で買い物して頂くのもいいですが、空中庭園でゆっくりとした時間を楽しんでもらいたいものです。
大都会の直線的な美と、大自然の曲線的な安らぎ。
くちなしの花は五感を刺激しながら、観光客に寛ぎの時間を与えてくれることでしょう。