大阪の道頓堀界隈へ行くと、巨大な面白看板がたくさん見られます。
大阪らしいド派手な看板が道行く人の注意を喚起します。
かに道楽やグリコの巨大看板は全国的に有名ですが、それ以外にも様々なおもしろ看板がひしめき合っています。
シバエモンの愛称で親しまれるたぬき。
シバエモンは現在は飲食店になっている「中座」という劇場由来の看板役者(笑)です。
シバエモン伝説によりますと、淡路島のタヌキ「芝右衛門」は芝居好きで知られていました。芝居好きが高じ、侍に化けて中座に芝居見物に来ていたそうです。
ところがある日、その正体を気付かれ犬に殺されてしまいました。
その後、中座劇場の客足は途絶えることになります。
これは犬に殺されたたぬきの祟りではないかと、芝右衛門を供養し祀ったところ、また大入りの中座が復活したという伝説が伝えられています。
祟り神を祀る。
全国各地に点在する御霊神社を思わせますね(笑)
お好み焼き屋さんの看板にもタヌキが登場。
シバエモンと何か関係があるのでしょうか。
こちらは蛸の看板。
松竹座の前にお店を構えます。
今はもうその姿を見ることのできない大阪名物くいだおれ。
くいだおれ太郎は道頓堀が誇る永遠のヒーローですよね。
金龍ラーメン。
道頓堀エリアの人気ラーメン店です。
神座もおいしいですが、金龍ラーメンの味もおすすめです。
おもしろ看板で忘れてならないのが、ふぐ料理のづぼらや。
すっかりお馴染みの看板ですよね。
かに道楽。
おもしろ看板の中ではエース級ではないでしょうか。
バース、掛布、岡田のクリーンアップトリオで優勝した際は、痛々しい被害を被ったこともあるかに道楽の巨大看板。カーネルサンダース人形だけではなかったことを思い出します・・・。
USJへのアクセスにも大変便利な道頓堀。
USJ旅行の際には、おもしろ看板を見に道頓堀へ出掛けましょう!