引導石が結ぶ太子信仰と浄土信仰
聖徳太子建立の四天王寺。
JR天王寺駅近くに佇む四天王寺の西の方角、石の鳥居近くに引導石と呼ばれる聖石があります。会社において上司から肩を叩かれ、引導を渡されることも珍しくない昨今、この「引導」という言葉に妙に敏感に反応してしまうのです(笑)
フライング・スヌーピー(ユニバーサル・ワンダーランドの人気アトラクション)
« 2012年09月 | メイン | 2013年07月 »
聖徳太子建立の四天王寺。
JR天王寺駅近くに佇む四天王寺の西の方角、石の鳥居近くに引導石と呼ばれる聖石があります。会社において上司から肩を叩かれ、引導を渡されることも珍しくない昨今、この「引導」という言葉に妙に敏感に反応してしまうのです(笑)
四天王寺の極楽門向って右手前に、乳のおんばさんと呼ばれる布袋堂があります。
大きな袋を担いで、ふくよかな表情の七福神・布袋さん。その福々しいイメージが愛情たっぷりの母親像と重なるのでしょうか、乳の出が良くなるご利益を授かるために、数多くの参拝客が布袋堂を訪れます。
仏の教えが広がっていくことを示唆する転法輪。
車輪の形をした転法輪を見ていると、なぜか人類の長い歴史に思いを馳せることになります。移動手段としての車、世界各地の工場で活躍する歯車等々、まさしく大車輪の活躍なくしては人類の繁栄は有り得ませんでした。
四天王寺の六時堂の北側に大黒様が祀られています。
大黒堂に手厚く祀られているのは、三つの顔を持った三面大黒天様です。仏像のランクからいえば、如来、菩薩、明王、天の「天」に当たる仏像ということになりますが、それだけ庶民に近い存在として信仰を集めてきたものと思われます。