なにわの海の時空館。
ここは大阪港の咲洲(さきしま)。
その咲洲に、大阪市立海洋博物館「なにわの海の時空館」はあります。
この博物館のウリは、実物大に復元された菱垣廻船「浪華丸」です。
浪華丸が展示されている2階では、和船の変遷と菱垣廻船の変革が学べるようになっています。
時空館というだけあって、船の歴史を通して大阪の今を再認識することができます。
展示棟はガラスドームになっていて、大阪港の中でもひときわ異彩を放つ建物です。
このガラスドーム、実は海に浮かんでいるんですよ。
海上のガラスドームなんて、ただそれだけでロマンチックな存在です。
ドームの中は4つのフロアに分かれています。
4階は「海がつなぐ世界の文化」がテーマで、海の交流史を航海道具やアートなどを通じて紹介しています。
3階は「大坂みなとの繁栄」。
大阪の歴史を紐解いていくと、海上交通の要所として発展してきた経緯が伺えます。
江戸時代には「天下の台所」と呼ばれるほど、全国物流の中心地として栄えていました。
そして2階には、先ほども触れましたが、実物大の菱垣廻船「浪華丸」が展示されています。
1階は「海への誘い」と題して、海とのふれあいや航海の素晴らしさを映像を通じて紹介しています。
中央線コスモスクエア駅。
なにわの海の時空館への最寄駅はコスモスクエア駅になります。
あるいは、ニュートラム南港ポートタウン線トレードセンター前駅からでも徒歩圏内です。
シーサイドコスモにある「なにわの海の時空館」。
海岸線沿いに東方向へ向かうと、海の向こうにUSJのホテルが見えました。
そこから右へ視線をずらしていくと・・・ありました、ありました、天保山大観覧車や海遊館。
結構見えるものなんですね。
さすがにユニバーサル・スタジオ・ジャパンの中の建物までは見えませんが、外の囲いは見えますよね。
ホテル近鉄ユニバーサル・シティ、ホテル京阪ユニバーサル・シティ、ホテル日航ベイサイド大阪、ホテルユニバーサルポートなどは手に取るように分かりました(笑)
大阪ベイエリアっていいですよね。
大阪港に沈む夕日も楽しめるし、ショッピングやテーマパークなど遊ぶ場所にも困らないし・・・大阪の都心部からも30分あれば十分にアクセス可能です。
大阪ベイエリアで観光を楽しむなら、なにわの海の時空館は外せませんね。
大阪を知る上でも、是非おすすめの観光スポットです。